第二種電気工事士試験(技能試験)を受けてみた:試験編

やってみた

 筆記試験に合格したので7/20(土)に技能試験を受けてきた。とにかく遅刻厳禁(5分遅刻で不合格)なので早めに出発したら試験開始30分前についてしまったが、そのぐらいで丁度よかったと思った。

試験会場到着まで

 試験地は東京でTOC五反田が試験会場だったが、部屋まではエレベーターに乗るか階段で13Fまで登らないといけない状況で下見したときに思ったとおり激混みだった。
ついでにトイレも並んで順番待ち状態になっていたので、用足しは駅のトイレとかで事前にしておいたほうがよいと思う。

 座席は会議室によくある折り畳みの机とパイプ椅子に二人掛けする感じで作業スペース的には問題なかったが、机にがたつきがあって隣の人の作業でがたがた揺れそうだった。(というか実際揺れた)

 トイレ行ったり、工具を取り出したり、HOZAN謹製の定規を机に貼ったり、試験開始前までにお読みくださいと書かれた「受験者の皆様へ」という紙が置かれていたので読んだりしていたら試験時間になった。

試験:材料確認

 「受験者の皆様へ」の紙に書かれた時間割通りに、10:50から試験についての説明が始まった。遅刻は5分までしか認められないと書いてあったが、8分後ぐらいに入室してきた人が一人いたりしたのであまり厳密でないのかも?

 11時すぎると材料と試験冊子が入った小さな段ボール箱が配布され、11:18から材料の確認作業があった。監督員の指示に従わないと不合格なるので、「確認を始めてください」とか明確に指示があるまではやってはいけないわけだが、先走って材料確認を始めてしまった人が何人もいた。(それで不合格になるのかは謎)

 試験問題は課題12の合成樹脂電線管を使う問題で課題の中では作業の少ないやつだった。

試験:作業

 11:30に作業開始の合図があり、いつも通りに施工条件を一読してから複線図は書かずに作業を始めた。
まずゴムブッシングと電線管の取り付けをやって、 練習でやっていた通りに電源系の青VVF、渡り線の3心VVF、照明(セレップ、シーリング)、スイッチ、スイッチ/コンセントの順に部品を作り、合格クリップで配線を仮組して問題がないことを確認した上で差し込みコネクタ、リングスリーブで接続した。

 特に作業ミスもなく26分で作業を終えることができた。ミスしないようにゆっくり作業していたせいもあって練習のときよりやや遅かったが、30分以内で終えることができたので作品の見栄えを直したりする余裕もできた。試験後に接続に間違いがないか確認できるように現物を見ながら複線図めいたものを書いたりもした。

試験:終了後

 時間割通りに12:10に終わり、工具の片付け指示のあとで作品への名札をとりつけ確認などをしてから指示に従って一人ずつ退出となった。退出までに時間があったので前のほうの人の作品をチラ見したりしたが、自分が見た範囲では作業を終えていない人はいなかった。

 参考書の見た目通りに作ってる人は殆どいなくて、配線のまとめ方が個性的で面白かったが、採点する人が見やすいようにリングスリープの刻印を確認しやすい位置にしたり、差し込みコネクタの差し込み具合が分かるようにコネクタの向きを工夫したりなど採点する人の目線で工夫したほうがよいと思う。

 自分が把握している範囲では欠陥はないはずなので合格していると思うが、結果は8/19にならないと分からないのでなんとも言えない。

次:第二種電気工事士試験(技能試験)を受けてみた:感想とか

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