toio™コアキューブ(単体)を買ってみた

ガジェット

 2020年4月23日からtoio™のコアキューブと専用充電器が単体で購入できるようになった。スイッチサイエンスで購入しようと思ったが、ちょうど在庫なし状態だったのでソニーストアから購入してみた。

購入したもの

toio™コア キューブ4,928円
キューブ専用充電器3,828円

キューブの充電端子は特殊仕様なので専用充電器がないと充電できない。5V/0.3Aなので充電端子さえなんとかなれば普通のUSB充電器でいけそうな気もする。

開封

 緩衝材は環境にやさしい普通の紙だった。もちろん箱が潰れていたりなんてことはない。

 子供向けのおもちゃではあるけど、しっかりした化粧箱で中の梱包も丁寧。中国のアレな輸入品とは比べ物にならない安心のメーカークォリティ。

 付属品は充電器用のUSBケーブル、簡易プレイマット/カード、取扱説明書。USB充電器はついていないので、別途用意するかPCに繋いで充電する。
簡易プレイマット/カードはキューブ単体販売に合わせて作られたものらしい。(キャンペーンをやっていたりする)

キューブ

 大きさは31.8mm x 31.8mmと小さいが、足回りは結構しっかりしているのでM5Stack(54mm x 54mm)とかを上に載せても動きそう。

 Bluetooth® 4.2(BLE)で通信するので技適マークがついている。
Li-ionバッテリーの容量はどこにも書かれていないが、1回の充電で2時間動作するらしい。コネクタが特殊なので専用充電器は必須。

 上部は外せるようになっていて、レゴブロックが載せられるような窪みがついている。ダイヤブロックはいけるかもしれないが、nano blockは流石に無理だった。

プレート4×4がぴったりはまる。キューブの大きさはレゴのサイズに合わせたのかもしれない。

  • 青プレート4×4(4243815) x 1
  • 白円タイル1×1 黒目(6029156) x 2
  • 赤円プレート1×1(614121) x 2
  • 橙円プレート1×1 タブ(4624184) x 2

 レゴが使えるので汎用性が高い。

  • 青プレート4×4(4243815) x 1
  • 黄ブロック2x4x1.33(4204625) x 2
  • 青ブロック1×4 片側スタッド(4212411) x 2
  • 黒ブロック1×1両側スタッド(4214559) x 2
  • 青プレート1×1クリップ(4632567) x 2
  • 黒プレート1×4車輪フォルダ(292626) x 1

プログラム環境の準備

 ベータ版ということになっているが、Scratch Linkをインストールすればブラウザからビジュアルプログラミングができるようになる。特に難しいところもないし、詳しいことはtoio公式に書いてあるので割愛するが、BLE(4.2)に対応したPCなら問題なく準備できると思う。

動かしてみる

 定番のLチカとキューブを90度回して時計回りに1周するプログラムを書いてみた。Lチカみたいなものは手に持っていても動くが、100歩動かすとか座標を使う命令はキューブをプレイマット上に置かないと動かない。(秒数指定の移動命令はプレイマット上でなくても動作する)

 きっちり同じ場所に戻ってくるほどの精度はないが、だいたい同じ位置には戻ってくる。速度を低速にすると真っ直ぐに走らないのがちょっと気になった。

お手軽

 ビジュアルプログラミングで誰でも簡単に動作が書けるし、値段もキューブ単体と充電器で8,810円と他社製品と比べてもお手頃な商品だと思う。簡易プレイマットを使えばX,Y座標で位置指定できたりして便利だし、簡易カードもアイディア次第で色々使えそう。レゴブロックが載せられるのも良い点。
 キューブにそれほど不満はないが、できることなら分解しやすい構造にして欲しかったのと、充電はUSB直結にして専用充電器はいらない形がスマートかなと思った。

キャンペーンに応募したら簡易プレイマット/カードがもらえたので、あとで何か作る予定。

梱包のガムテープがSONY仕様だった

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