電気工事士の技能試験ではVVRというケーブルを使う問題が出ることがある。電工ナイフを使ってシースを取るのが一般的な方法だが、時間がかかったりナイフに不慣れだと手を切ってしまったりとあまり良いことがない。
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパーのようなVVFケーブル用ストリッパーがあるように、VVRにもケーブルストリッパーがあるので使い勝手を確かめてみた。
材料
商品名 | 購入先 | 価格 |
goot ケーブルストリッパー YS-100 | 西川電子部品 | 1,300円 |
VVRケーブル | 練習材の余り |
Amazonでも1,500円程度で購入できる。
使い方
まず、本体下にあるダイアルでケーブルに合わせて 刃の長さを調整する。メモリなどは特についてないので、繰り返し切って調整するしかない。第二種電気工事士の技能試験で出されるVVRケーブルは2.0mm/2心だけなので1回調整しておけば問題ない。
次に、本体上部のケーブル押さえを親指で押し上げてケーブルを挟みこむ。このときに刃がケーブルよりも奥にきていることを確認する。
ケーブルの位置が問題なければ、この状態で下から上にくるくる回す。
シースが切れると手ごたえが変わって軽く回るようになる。軽く回るようになったら親指でストリッパーを押してシースを切断面からずらす。
あとはシースを引き抜き、中の詰め物をほぐして切り捨てればストリップが完了する。
感想
ダイヤル調整がやや手間ですが、電線を痛めることなく簡単にシースを剥くことができました。電工ナイフでの作業が苦手な人や時間短縮したい人には、おすすめの商品だと思います。(お金で解決)
動画にしてみました。