BanggoodでEACHINE E010を買ってみた

ガジェット

 Banggoodに限らず海外のECサイトで購入したドローンには、ほぼ確実に技適マークがついていない。そのまま使うと電波法に違反してしまうが、付属の送信機の代わりに技適マークのついたマルチプロトコル対応の送信機を使えば合法的に飛ばすことができる。
マルチプロトコル対応の送信機のテスト用にEACHINE E010を買ってみた。

購入したもの

EACHINE E010 2.4GHz 6-Axis Gyro Drone(Three Batteries)2,192円

 自分が購入したときは1,786円+送料406円で2,192円だったが、よく割引されている商品なので運がよければ40%offなんかで購入できたりする。バッテリー(1S/150mhA/30C)が3個ついているし、お得な商品ではないかと思う。箱はいつも通り潰れていたが中身は無事だった。

開封

 英語マニュアルの裏が日本語マニュアルだった。

 当たり前というか技適マークはどこにもついてない。

 単三電池の電池ボックスにバッテリーが2個詰め込まれていた。箱が開けられた形跡があったので何だろうと思っていたが、一度開封して詰め込んだらしい。

特に何かってこともなく、値段相応の作りだと思う。

充電器は微妙

 USB充電器に接続するタイプなのでPSEマークとか関係ないが、なんか脱法風味な気もする。
「コンピュータのUSBスロットまたはUSB充電器に接続します。」って書いてあるが、リポバッテリー充電のためにPCに接続するとか誰もやらないと思う。(なんか仕込まれてそうで怖い)

 充電していない状態(バッテリーを繋いでいない or 充電完了)でLEDが点灯する仕様らしい。感覚的に充電中に点灯するほうがいいんじゃないかと思う。

バッテリーを適当なモーターにつないで空にしてから充電したみたが、電流は最大0.35A程度だった。

チップは謎

表面が痛んでいて読み取れないが、受信・制御用のチップはLOG5897というものらしい。ググっても何も情報が拾えないのでカスタム品だろうか。小さい方のチップは6-Axisのジャイロだと思うがこちらも情報なし。

Jumper T16 Proでバインドしてみる

①送信機のMDLボタンを長押し
②「MODEL SETUP」画面が表示されるので「Internal RF」をoffからon
③「Mode」を「MULTI MJXq E010」に設定
④ 「Bind」を選んでバインド

multiprotcol V1.3.0.53だと途中で切れたり不安定な感じだったのでファームウェアのアップデートは1つ前のV1.3.0.47までにしたほうがいいかもしれない。

あと、エルロンが左右逆になっていたのでCH1をリバース設定にした。

①送信機のMDLボタンを長押し
②PAGEボタンを4回押して「OUTPUTS」画面になったら「CH1」で「ENTER」ボタン(送信機右下の回るやつ)を押す
③「Direction」の矢印にカーソルを合わせて「ENTER」ボタンを押す

バッテリーの持ちはなかなか

 ドローンを固定してスロットルを最大にした状態でどのくらい動作するか試してみたら、プロペラが完全に停止するまで8分ほどだった。1S/150mAh/30Cのバッテリーだが悪くないと思う。

壊しても気にならない価格なので安心して練習できる

 自分のようなドローン初心者だと操縦を誤ってすぐに壊してしまいがちだが、この機体なら壊しても気にならない価格なので安心して練習ができる。このドローンはスペアパーツも売っていて、壊しがちなフレームも450円ぐらいで手に入るので初心者の練習用にはちょうど良いと思う。

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